行政書士資格は、採るのに大変、採っても大変!

行政書士資格は、受かってからが大変。

法律を扱う士業で有名なものに、弁護士、司法書士、行政書士があります。資格試験の難易度は、前記の順番通りです。司法試験と司法書士試験は士業の中でも別格の難易度です。行政書士が増えすぎて同業者のパイの奪い合いが激しくなっているので、試験も年々、難易度が高くなっています。弁護士や司法書士は合格時点で開業するだけのスキルが身についていますが、行政書士は資格を採っても、弁護士や司法書士のように先生と呼ばれることはなく、日々勉強が必要となります。

アナログな行政書士の世界も、ネットを使って勝ち組に

テレビドラマ「カバチタレ」の影響もあり、行政書士の資格が一時期大変な人気となりました。ドラマの中の行政書士は、街の法律家で様々な問題を解決していくヒーローのように描かれています。しかし、実際の行政書士の仕事は、自動車やオートバイの名義変更の仕事が大半です。大抵、どこの県でも3つくらいの陸運局がありますが、陸運局はお役所仕事ですから平日のみの仕事になり、本人に代わり行政書士が請け負うことになります。行政書士の世界にも勝ち組と負け組があります。いち早くネットに進出し、低価格で展開している行政書士は儲かっています。

陸運局にいる車屋は儲かっていない証

自動車の名義変更で、行政書士が得られる収入は1万円ほどです。同一の陸運局で10件こなせば日当は10万円になります。名義変更とセットされるものが車庫証明です。車庫証明は駐車場を管轄する警察署に提出する必要があり、1件あたりの収入は5千円ほどです。車を買うと車屋に支払う手数料にこれらが含まれています。車庫証明と名義変更を自分でやれば、15000円を値引してもらえることになります。場所にもよりますが、名義変更は半日仕事です。反日働いて15000円の収入を見込めない車屋は行政書士に依頼せず、違法(無償なら合法)で自分で行います。換言すると陸運局にいる車屋は儲かっていない証です。

行政書士の試験は毎年1回行われます。8月上旬に申し込みが始まり、11月上旬に試験が行われます。受験資格は特にありません。受験願書は各都道府県の行政書士会や都道府県庁で無料配布されます。